1948-06-10 第2回国会 参議院 通信委員会 第12号
○油井賢太郎君 もう一つ五坪政務次官にお尋ねしたいのですが、又賃金ベースの確定等に從つて、場合によると勞働攻勢が盛んになりはしないかという懸念が各方面に起つております。これに對しまして又例の波状ストライキというようなものが各地に起るというような場合、一度ストライキが起きますと、この囘復が非常に日數を要するということも從業員諸君もよう分つておると思う。
○油井賢太郎君 もう一つ五坪政務次官にお尋ねしたいのですが、又賃金ベースの確定等に從つて、場合によると勞働攻勢が盛んになりはしないかという懸念が各方面に起つております。これに對しまして又例の波状ストライキというようなものが各地に起るというような場合、一度ストライキが起きますと、この囘復が非常に日數を要するということも從業員諸君もよう分つておると思う。
○川上嘉君 本案と現在の勞働攻勢とは密接なる關連がありまするので、できるだけ納得の行くところまで審議したいと、かように考えますので、勞働大臣にお伺いしたいのでありまするが、昨年全官公勞組の方から三項目の要求書が提出されたということを聞いておるのでありまするが、その内容の御報告をお願いいたします。
大藏大臣は先程一刻も早く今の勞働攻勢の解消をしたいものだ、そう努力する、こう言われたのであります。そうして支拂の方なんでありますが、これは勞働組合側が呑んでくれなければ遲れるかも知れない。こう言われる。これは逆に言うと、呑まなければ拂わんということにも聞えると思うのであります。そうするとこれはちよつと大藏大臣の意圖と反する結果になりはしないかと思うのであります。
彼ら犠牲者たちはどういうことを言つたかと申しますと、ストライキが、勞働攻勢が盛んになりました本年の二月時分におきましては、我々はストライキを起すにも起す場合を持たないといつて歎いたのであります。然るに今この一ケ月分の公吏の、いわゆる中勞委裁定によるところの増額金を渡すということになりますと、これらの犠牲者たちに對する精神的の打撃ということをば、大藏大臣はどのくらい考慮されておるか。
○三浦委員 もう一つ、現下の情勢下だんだん勞働攻勢というものが考えなれてくるのでありまして、インフレやいろいろなやみによつて勞働者の生活が非常な脅威を感ずるというようなことを考えても、いわゆる日本の全國的の代表である勞働組合なり、殊に今問題になつている全逓なり國鐵等の執行委員長というか、そういうような方々にも一應こちらに來てもらうということができるか、できないかしりませんが、もしそういうようなことがお
なおここにもう一つ申し上げておかなければならぬことは、これらの從業員はほとんど今日民營拂下げに關する反對の陳情決議をいたしてまいつておるようなわけでありまして、かつまたこれを民間に一部拂下げをいたしても、今日におきます資材、資金、勞働攻勢等の面から見ましても、民間において完全なる運營はなし得られぬと考える向きもあるのでありまして、省におきまして協議の結果、目下申請の路線全體にわたつて政府はこれを民間
○川合委員 この問題は、單に北海道の燃料購入費の補給という面だけではなくて、最近ある政黨の勞働組合に對する一つの戰術として、御承知の通りに、統一戰術から地域分散主義に移行しつつあるというような問題と關連し、ひいては勞働攻勢に對するいろいろな根本的な問題にまで發表するおそれがありますので、重ねて質問いたすわけであります。
その點をひとつ明らかにしていただかぬと、御承知のごとく勞働攻勢がどんどん激しくなつておるようでありまするし、また實際において、これ以上インフレになつたら、國民生活はやつていけない。耐えられない。だからその點をはつきり、こういうふうにしてインフレを抑制して經濟再建をやつていくのだということを、あらためてひとつ御答辯願いたい、かように考えます。
その問題に對して政府は、今から然るべき用意をもつてこの一般勞務省の希望と言いますか、熱望と言いますか、それにこたえるところの具體的な用意をもつことが、私はこの勞働攻勢に對する政府の建前でなければならぬという考え方をもつております。この問題について、大藏當局にまだ具體的な財政的な措置がないとすれば別でありますが、當然私は考えてやらなければならぬ事柄に到達しておるという結論をもつております。
○苫米地(英)委員 そういう場合に組合運動等のために、抵抗力が強くて思うように罰則を適用したりすることができないというようなことも想像されますが、この問題はそれでおしまいにいたしまして、次に源泉課税が勞働攻勢のために、賃金の値上げの方に流用されて、納付できないというようなところもあるやに聞いておるのでありますが、そういう事實はあるのでございましようか。
すでにどの方面から出た言葉か存じませんが、數箇月以前から六・三攻勢という名稱のもとに勞働攻勢を計畫しておつたようなふうもあるのでございます。この際この問題をきつかけにして、教育者の思想を混亂に導くことになりましたならば、教育上ゆゆしい問題であります。地方民の失望に加えて、教育者の反感が高まりますところに、私どもは憂慮すべき事態が起ることを憂えるのであります。
自己の主張のみをいたしまして、義務の觀念が薄い、炭鑛の現場におきましても、監督者も勞働攻勢に押しまくられて、そうして以前のような指導監督はできないのが實情であるのであります。ある新聞の掲載でございますが、御承知であろうと思いますが、麻生の綱分炭鑛というのがございます。この作業時間は三時間十八分という調べを發表しておりまして、採鑛の時間がちようど四一%にしか當らないのであります。
もう少し強力なる措置をとられて、坑内夫と坑外夫の構成内容の比率を、もう少し坑内夫の率を上げるように——勞働攻勢などあまり御心配にならないで、もう少し強力に腰を入れておやりになる必要があるのではないかと思うのでありますが、重ねてこの點をお尋ねいたしたいと思います。
今後勞働攻勢は、地方から盛り上がらせねばならぬ、その點に含みがあるというふうに言つている者もあるわけであります。これは眞實かどうかわかりませんけれども、非常に微妙な動きを見せておりますところの現段階におきましては、文部大臣がいま少し教組の動きというものについて、御關心をもたれたいと思います。
一般の民間の事業では、實際もう千八百圓を多くは突破しておるように思いますが、全官公なんかの職員、勞働者においては、やはりこれが標準ではなしに釘づけになるのでありますから、このままではこれはやはり、いわゆる勞働攻勢が盛んに起つてきて、相當勞働不安を起すような結果になると思います。
それらの點は、實は只今までも機會あるごとに私は閣議等においても發言をし、注意を喚起いたしておるのでありまするが、如何せん、我が國の財政状態が逼迫の状況にありまするために、諸物價の安定、勞働攻勢等に對しまする關係から、他の官吏の俸給というもの、實は國務大臣の俸給が先ず第一に決められなれけばならないのでありますが、國務大臣の俸給を土臺にして裁判官の俸給が決まる、會計檢査官の俸給が決まるのであり、その他の
勞働大臣もおわかりの通り、今度豫想されるところの勞働攻勢が、地方々々から收拾すべからざるような形において起きてきた場合を考え、それを政府とまた國會とが簡單に呑んだということになると、これは非常に國會の權威から言つても、また祖國再建の途上にあるあなた方政府の勞働主務大臣においても、困つた問題が起きるのじやないかと思う。
いわゆる勞働攻勢に押されると一口に申しますが、山の經營者側に立つものは、職員組合に中にはいらない何十人、これが炭鑛管理者であります。あとは全部從業員でありまして、その背後の何人か、何十人かの代表者が出て、協議會をするでありましようけれども、いわゆるその背後には勞働大衆の壓力を感じながら、生産協議會が運營されていくと思います。
なお勞働組合と今後も折衝されるでありましうが、私の懸念されるところは、その案がいわゆるこれから始まるところの千八百圓ベースではいけないという反對、それに調和してどういう形をとり出すかということも考慮の中に入れて、いわゆる勞働攻勢の一つの分子を、そういうふうに含めておるのだということもお考えの上、十分にこの階段を、もう少し縮められる御工夫を希望しておきたい。そして私の質問を打切りたいと思います。
ところが全國的な組織をもつ組合になりますと、あまり地方をいじめるようなことができないために、ついやはり均等な給與を組合としては主張せざるを得ないような段階になつて、むしろ生活の比較的樂な農山村方面においての組合員は、この大きな勞働攻勢、鬪爭などについてもいくらか日より見的に、マア鬪つてもらえばそれだけとれるのだからといつたような感じもあるのではないか。
政府でもすでに豫知されておられることと思いますが、この十月下旬ごろから電産、全遞を初め、全官公廰勞働組合が中心となつて、一大勞働攻勢が展開されんとしているのであります。その目的とするところは、さきに政府の發表いたしました千八百圓のベースでは、とうてい現在の生活を支えていくことができないという深刻なる經濟問題から出發しているのであります。
今御指摘のような、いわゆる勞働攻勢と稱せられる要求がそれぞれ現われておりますが、政府はこれらの諸君に向まいして、實情をほんとうに打明けてお話をして、勞働大衆諸君の心からなる理解を得るべく目下交渉であります。そして故意にこれを囘避するというようなやり方をとらずに、赤裸々な心持ちをもつて十分話に應じて進めていきたいと思います。
これをあくまでも政府は押し通そうとする場合には、おそらくこの十月下旬ころから行われるところの勞働攻勢によつて、大きな困難が生ずるのではないかと思うのであります。